射法.com にようこそ。当Webサイトは古流弓術の研究と実践をテーマとして、主に小笠原流弓馬術と尾州竹林流(日置流尾州竹林派)弓術に関する記事を掲載しています。小笠原流関連は「射法は寝て待て」に、尾州竹林流関連は「弓道四方山話」に収録しています。

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弓道四方山話 > 巻の拾弐 「文の巻」

12-19 日本弓道と宗教について

欧米の弓道家は、日本弓道を学ぶのに精神的、仏教的、とくに禅的なものを求める人が多いと、アメリカ人の友人に聞きました。合理的なスポーツを求めるならば、アーチェリーで足りるはずです。あえて日本弓道を選ぶのは、オイゲンヘリゲルの「弓と禅」の影響が強いのではないかと思います。
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弓道四方山話 > 巻の六 「掛け橋の巻」

6-18 打ち起し以降における円相の継続

弓構えにおける円相の構えについては誰もが知っていますが、「打ち起し以降における円相はどうなっていますか」というのが今回のお話です。
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弓道四方山話 > 巻の七 「十文字の巻」

7-26 五重十文字より始めよ

射技の基本が五重十文字にあることは誰もが知っていますが、これを正しく理解して実行するは難しいものです。私も悪癖からの脱却の道標として常に意識したいと考えています。今回はこれまでのものから五重十文字をキーワードとして編集してみます。
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弓道四方山話 > 巻の七 「十文字の巻」

7-25 弓射における三つの平面

弓射の基本が簡単そうでなかなか難しいのは、三つの平面が立体的に組み合わさっているためと思われます。
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弓道四方山話 > 巻の八 「石火の巻」

8-18 矢が浮いて飛ぶのは錯覚です

矢番えの高さを議論するとき、高速度撮影の映像から「矢は飛び出してゆく瞬間に矢摺り籐の位置で2〜3cmほど浮き上がって飛び出してゆく」と云われています。その証拠に矢摺り籐に矢の擦った跡(初心者)をみて納得した気持ちになります。
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弓道四方山話 > 巻の四 「父の巻」

4-26 猿臂の射について

一般的な射法では弓手の肘は大三において真っ直ぐに伸ばし、右肘は折り曲げて、均等な力で引き分けて、弓手は直線的に伸ばしきったまま会に至ります。

しかし、竹林流では「猿臂の射」といって弓懐で作った円相の構えを崩さず、弓手の肘をやや撓ませたまま大三に打ち起こし、引き分け、会においても弓手の肘は伸ばしきるのではなく、やや受けて肘関節に豆粒ほどの余裕を残すのが掟であります。これは「ツク」といって弓手をつっかい棒のようにすることを嫌うためです。
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弓道四方山話 > 巻の七 「十文字の巻」

7-24 体を硬くする柔らかくする功罪

初心者のうちは弓の引き方や力の入れ方がよく判らないので、腰や肩、腕や手首などに無闇に力が入って体が硬くなっています。ガチガチに硬くなっていても、肝心なところに力が入っていないので、弓は楽に引けない。むしろその反面、真っ直ぐで十文字にあるべきところはぐにゃぐにゃと曲がってしまいます。
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弓道四方山話

巻の構成について

「弓道四方山話」における全体構成について少し説明します。巻数を12巻構成としたのは、全体の文章が多くなったので、巻の目録が1頁に収まり、さらに各巻の細目が1頁に収まるように考えて巻数を増やしたためです。しかし結果的に、細目は1頁に収まらなくなり、巻数が多過ぎるため似たものが別の巻に混在してしまいました。例えば四・五巻、六・七巻、八・九巻などはそれぞれ似た内容の巻となっています。
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弓道四方山話 > 巻の拾弐 「文の巻」

12-18 アメリカ、欧州の竹林派弓道

私は12-13「竹林射法七道」についてで、「ニューヨークの巻藁道場が弓師の柴田勘十郎の親戚の方が竹林流を指導している」と書きましたが、先代の柴田勘十郎ご本人が指導されているものでした。
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弓道四方山話 > 巻の壱 「天の巻」

1-23 仏教の聖なる山

仏教における聖なる山は須弥山と呼ばれ、世界の中心に聳える伝説の山であり、蓬莱山とも云われます。
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小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。また「聞かざれば教うるな(質問がなければ教えるな)」という小笠原流の教授法は門人なら知らぬ者はないが、本書ではさらに「上達したければ教えるな」という見識が語られる。教わる者の未熟な技を見せられると、逆に教える側の自分が知らぬ間にそれに染まってしまうのだという。これは潜在意識への悪影響なのだろう。確かに、教えても教えても上達しない者がいると、それは自分の教え方が悪いのではとこちらが逆に反省してしまうことがある。このネガティブな心理状態が自分の上達をも阻害してしまうという心理療法家の知見を目にしたことがある。そして本書の読みどころはもう一つ、若先生(宗家嫡男)の手記である。青春真っ只中の青年が800年の歴史を背負っていこうとする苦悩と決意が読み取れる。実に爽やかである。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

詳説弓道

詳説弓道 | 小笠原流の先代宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十世宗家小笠原清信)と白石暁氏との共著。レントゲンや筋電図を駆使した科学的なアプローチが素晴らしい。正面射法と斜面射法での勝手の捻りに関する相違など読みどころ満載。

禅という名の日本丸

禅という名の日本丸 | 武術はいつから武道になったのか、どうして武道は禅とからめて説明されるようになったのか、ヘリゲル氏の「弓と禅」を読んだがどうもすっきりしない、と思ったときにオススメの一冊。

紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方

紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方 | 日置流印西派の名人とうたわれた浦上榮先生の著書。手の内や離れの導き方は流儀ごとに大きく異なるところだろうが、伝統的な弓具に関しての記述が大変充実している。グラスファイバーの弓と金属パイプの矢しか使ったことのない世代が多くなった現在では得難い書。

やさしく教える弓道教本

やさしく教える弓道教本 | 日置流印西派の浦上榮先生の弟子である稲垣源四郎先生の著書。私が知る限り、初心者向けに古流弓術を解説した唯一の書籍。弓が実用の武器だった時代から続く古流各派には流派を越えて共通する何かがある。これから古流弓術の世界に足を踏み入れようとする人は必読。

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