現代の騎射

騎射と言えば流鏑馬というくらい、今日馬上で弓を射る技の代名詞が「やぶさめ」となりましたが、これは「やばせむま」の訛化だとも言われています。小笠原流弓馬術礼法公式Webサイトの騎射解説によれば、流鏑は「鏑を飛ばす」ということで、流鏑馬は「馬(むま)を駆せつつ鏑矢を射る」意とのことです。

下鴨神社流鏑馬神事.jpg
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骨折後7ヶ月で完治

五十肩運動.gif

骨折後4ヶ月のレントゲンでは特に変化無しでしたが、医師からは積極的にリハビリをするようにと指示されました。確かにこの1ヶ月間は目立った回復の手応えがなかったので、騎射体操と素引きといった自己流のリハビリではなく、もう少し医学的な根拠のある体操なりストレッチなりをしなければならないのかもしれません。
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骨折後2ヶ月〜3ヶ月

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三菱病院に通院するようになって毎週レントゲンを撮りました。幸い骨折部のズレも拡大せず、医師からはここまでくれば余程大きな外力が加わらなければ骨がズレることはないだろうと言われました。骨折して2ヶ月です。少し安心しました。
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骨折後2週間〜1ヶ月

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その後2週間ほど大人しくしていたのですが、どうにも痛いのでセカンドオピニオンというか念のため国立名古屋病院(正確には独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター)の整形外科を受診したところ骨折していると診断されました。思わず「ヒビじゃなくて骨折ですか?」と聞き返したのですが、ヒビというのは立派な骨折なんだそうです。
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左肩骨折

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2005年2月末に自分の不注意で左肩を骨折してしまって3ヶ月間稽古を休んでいました。私は2005年が本厄だったのですが、この骨折以外にも身辺で色々なことがあって、なるほど厄年とはこういうものかと改めて不養生を反省しています。
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10-11 早気の克服

早気の克服は簡単ではありません。自分も少しでも甘くなるとすぐに早気になってしまい、なかなか克服できませんが、自分のことは棚上げして少し書いてみます。
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弓の道 正法流入門


弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

BABジャパン出版局
のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

やさしく教える弓道教本


やさしく教える弓道教本

やさしく教える弓道教本

東京書店
日置流印西派の浦上榮先生の弟子である稲垣源四郎先生の著書。私が知る限り、初心者向けに古流弓術を解説した唯一の書籍。弓が実用の武器だった時代から続く古流各派には流派を越えて共通する何かがある。これから古流弓術の世界に足を踏み入れようとする人は必読。

紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方


紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方

紅葉重ね・離れの時機・弓具の見方と扱い方

遊戯社
日置流印西派の名人とうたわれた浦上榮先生の著書。手の内や離れの導き方は流儀ごとに大きく異なるところだろうが、伝統的な弓具に関しての記述が大変充実している。グラスファイバーの弓と金属パイプの矢しか使ったことのない世代が多くなった現在では得難い書。

禅という名の日本丸


禅という名の日本丸

禅という名の日本丸

弘文堂
武術はいつから武道になったのか、どうして武道は禅とからめて説明されるようになったのか、ヘリゲル氏の「弓と禅」を読んだがどうもすっきりしない、と思ったときにオススメの一冊。

小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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