home >  Archives: 2009/07

7-29 会の形(その5へのコメントに応える)

7-5 会の形(その5)」について関谷様からコメントを頂きました。ありがとうございます。これまでコメントを頂くことが少ないので、自分では良いと思って書いたことが、実際には独りよがりの自己満足ではないかと淋しく感じていました。今後もどんどんコメントを頂きたく思います。

私はコメントの文章から関谷様は相当な射手であると推察しています。「両肩を巻き込んで、しっかりと詰め合い、鋭い離れがでます」、これこそが骨法であり、なかなかできなくて誰もが苦労しているのです。
続きを読む>>

8-21 下弓が暴れる

私は普段庭の片隅の物置に巻き藁を置き、3mほど離れた花壇の通路に立って引いています。背後には芍薬、石楠花、クリスマスローズなどの高さの低い潅木があり、花の季節には良い香りがしてとても気持ちがいいです。しかし、会の状態では弓の本弭から背後の植え込みまで30〜40センチ程離れているので、植え込みには掠らない筈ですが、毎回のようにバサッと掠る音がすることに最近気が付きました。
続きを読む>>

羽引き

弓道関連のWebサイトも随分増えましたが、私がいつも感心して拝読しているのが「kenさんのBLOGS」です。著者の「kenさん」氏は日置流印西派なので、古流弓術とは如何なるものか興味があるのなら読んで損はない、というより必読のBlogです。

最初の矢を番えてから馬を出す
続きを読む>>

11-16 竹林流の羽引き

印西派を始め日置流各派(吉田流)では取り懸けしたのち、押手を矢束の半分程度押し開いて手の内を整え、さらに左に送って引き開かずに(そのまま)斜面に打ち起して中力をとるので、「羽引き」の状態は殆どないと思われます。
続きを読む>>
小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

記事カテゴリ
最近のコメント
著者プロフィール
過去の記事
others
東海弓道倶楽部