和服を着てみると、夏は暑いし、冬は寒いし、運動には適さないし、なんと不便なものを日本人は着ていたのかなと思うとき、ふと日本人は素材の良さを高度に追求する民族だなと思いました。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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「我は大日如来なりと思うべし」
「如何程も強きを好め押す力、引くに心のありと思えよ」
「ただ伸びて緩まざること」
「よく引いて曳くな抱えよ保たずと、離れを弓に知らせぬぞよき」
「鉄石相克して火いずること急なり」
「朝嵐 身にはしむなり 松風の 目には見えねど 音は涼しき」
という実に美しい歌を竹林派の伝書に見つけました。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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四方山話も相当になりましたので理論ばかり先行していますが、体のほうが付いてくるの?と云われそうな按配です。また、相当勉強しているようにみえますが、先日体配のことで教本には何と書いてありますかと諮問されて返事に窮しました。これまで弓道教本の第1巻は数回拾い読みした程度でしたので、一寸真面目になって読んでみました。そこで、序文がすごく格調高く、弓道の理念、真髄を伝えようとしており、石岡先生の「弓道の新研究」の科学的に、合理的に研究しているイメージが感じられます。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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弓道書との出会いについて、私は色々書いている割りには少ないですが、最近素晴らしい本にであったと思っています。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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昭和40年頃に石岡先生の「弓道の新研究」を読んで、その科学的力学的アプローチに感銘を受けました。私の「弓の薀蓄」はその頃に刺激を受けて大学の「悟弓」に投稿したものの記憶をイントラネットに書き直したものです。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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「弓道四方山話」を書き始めてから、尾州竹林派の「四巻の書講義」、および{本書}をお借り出来ました。「四巻の書講義」は私の恩師である故魚住十段範士が「弓道」に竹林流の奥義を解説されたものです。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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松枝先生の「弓道三昧」は冒頭、私小説のようであり、人生、自分の生き様を明らかにすることで、弓人生にのめり込んでいる様子を克明に記録されており、迫力があります。また随筆でもあり、文体の格調が高く、文学的な香りがあります。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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1. 型の完成に向かって
浦上博子先生の「型の完成に向かって」と云う本を見つけました。この本は雑誌「弓道」に連載したものを単行本にしたもので、知る人ぞ知る有名な本でした。冒頭の写真は日置流の真髄が伝わってくる凄いものです。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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現代弓道小事典はM先生が道場に持ってこられたのをお借りして、流し読みをしました。この本も実にこだわりの書ですね。
櫻井 孝 | 2001/09/03 月 00:00 |
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全日本選手権に3回優勝した村川さんの本です。
この本は弓に人生を懸けた男の本であり、24本の射詰めに象徴されるように、まさに的に克ち、己に克つとあるように力強い信念の書です。
櫻井 孝 | 2001/11/02 金 00:00 |
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