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12-23 弓に関する神話〜竹林流伝書「灌頂の巻」から

竹林派の伝書の第五巻「灌頂の巻」に弓に関する神話があります。古い文体ですが面白いので、少し現代風に解釈・紹介します。

まず、伝書の概略ですが、竹林流の流祖・竹林坊如成は伊賀日置の弓術書を西暦1550年受け継ぎ、「一遍の射」と云う弓術書を著しました。この竹林坊が書いた本文は極めて簡潔であり意味深長であり、解釈が難しいので、二代目・石堂竹林貞次はこの書を五巻構成に別けて編集し、註釈を加えて認許を与える伝書としました。
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小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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