手の内について「斜面と混同せず正面の良さを学ぼう(月刊弓道 2004年4月号)」を読んで一寸意見を述べます。自分はこれに議論を挑むつもりはありませんが、これを書いた方は最高位の達人であり、その手の内の写真から素晴らしい凄い射手であろうと推察いたします。だからこの写真を見るだけで非常に勉強になります。しかし、その論文は力学的な力の釣り合いから説明されていますが、自分とは違った見解になっていますので一寸意見を書きます。
櫻井 孝 | 2004/05/21 金 00:00 |
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そもそも弓道の修行はすぐに動揺して収まらない心と体をもって行うものであるので、静止して動かない的を射るだけなのに、なかなか容易ではありません。
櫻井 孝 | 2004/04/09 金 00:00 |
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押し手の極意として、五箇の手の内の1つに「鵜の首」があります。浮きたる手の内といい、上押し気味ながら手の平に空間を作って軽く押す手の内です。親指と人差し指の又(虎口)を開いて線として押し、下側の小指、薬指を詰める上開下閉の手の内です。これは、鵜が飲み込んだ魚を漁師が出させるときの手の使い方という説明もありますが、よく判りません。
櫻井 孝 | 2004/04/09 金 00:00 |
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五箇の手の内の1つに鸞中(らんちゅう)の手の内があり、昔の伝書では卵の字を秘して鸞の字を用いるとあります。
櫻井 孝 | 2004/04/09 金 00:00 |
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母の巻へ移動しました。
櫻井 孝 | 2004/03/26 金 00:00 |
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手の内を「どこまでも柔らかく」との指導を受けましたが、これは初心者の指導において誤解を与える恐れがあると思います。
櫻井 孝 | 2004/03/26 金 00:00 |
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通勤電車の中で、弓道のことを考えていましたら、「卵中の手の内というのは卵を握るようにというが、むしろ卵を落とさないようにすべき」と思いつきました。これは思いつきだけで書いていますので、これを定説とは思わないで、眉に唾を付けて読んで下さい。
櫻井 孝 | 2004/03/26 金 00:00 |
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「上下開閉」と云う言葉は、竹林の伝書には「鵜の首」の手の内において、上は親指と人差し指の間を開き気味にして、下は小指を閉じて小さくする押手として説明されています。また、上を柔らかくして、下を強めに握るのは、卵を握るようにとか、鳥の雛を握るようにと云う卵中とも、あるいは親指、小指薬指で握る三毒とも共通しています。
櫻井 孝 | 2004/03/26 金 00:00 |
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吾加の押手の一つに骨法陸がありますが、この陸とは「りく」、あるいは「ろく」と呼び、直角にピタッと平らに張り付く状態をいいます。凸凹があって直角にならない状態を「不陸」があるといいます。
櫻井 孝 | 2004/03/26 金 00:00 |
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以前にも書きましたが、押手の作用について続編を書いてみたいと思います。前にも書きましたように矢筋方向をX軸とし、体の脇正面の水平方向をY軸、首筋を通る上向きをZ軸と定義し、射形を分析してみよう。図が有ると判りやすいですが、弓道教本の弓道八節の図解を参考に分析します。
櫻井 孝 | 2004/03/26 金 00:00 |
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