home >  弓道四方山話 > 巻の参 「修学の巻」

3-1 規範、規矩、曲尺

弓道用語に曲尺と云う云葉が良く出てきます。これは決して曲がった定規と云う意味ではありません、大工さんが使うカネ尺、すなわち直角定規のことであり、物事の基準、規範、標準と云う意味に使います。
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3-2 二足の足踏みについて

O先生から足踏みの規範について非常に良い方法を教わりました。それは、左足を的に向けて開いた後、両肩の線を的の線に合わせ、面をしっかりむければ方向が決まると云うものです。竹林派の足踏みもこれと良く似ているので紹介しましょう。中墨の構えと云うのは、足踏みで左足を踏み出すと同時に弓を的に向かって差し出し、胴の線を確認する構えです。巻き藁の前で距離を確認するのに弓を差し出す人を見かけますが、それと同じように的前で行うものです。ゴルフでも同じような構えをする人もいます。
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3-3 息合い

昔は息合いといえば、行射における息合いのことでしたが、現在では体配の動作すべてに息合いが要求されています。私も体配の息合いについて習得したいと思っていますが、リズムが早すぎて、なかなかついて行けません。とにかく下手です。
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3-4 ロボット弓の是否

ロボット弓、あるいは機械体操弓(私の勝手な呼び方)の是非について述べます。ロボット弓でいいじゃないか、と考えて気ままにぽこぽこ中てている人が世の中には居ます。このやり方の功罪について個人的な意見を述べます。
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3-5 シャドウシューテイング

新人の方に、弓の練習方法として的前と巻藁練習しかないと思っていませんか。私はシャドウシューティング、あるいは影引き(どちらも私の造語です)が良いと思います。太陽を背に受けて影をチェックしながらのスイングをシャドウスイングと云い、鏡を見ながらのボクシングをシャドウボクシングと云うので、弓も真似てみるのがよいでしょう。
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3-6 一寸変わった練習法

一寸変わった練習法を書いて見ます。
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3-7 ドーナッツ現象

弓道よもやま話でかっこよく書いているのに、また自分でも一寸良い感じであるのに、ここの所全く当たっていないのが悔しいです。合宿の最後の競射がそうでした。でもそんなに大きく外れるのでなく、枠から5cm位のところに飛んでいます。そうドーナッツ現象と云うのでしょうか。ブリジストンタイヤではいけません、アルミホイールでありたいですね。
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3-8 大会前の練習のテーマ

1.練習で試合の緊張感をだしたい。逆に試合では練習のように何も求めない。
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3-9 チェックポイント

自分自身の射技のチェックポイントについて列挙してみましょう。これは意外に多いので、いちいち射の運行においてチェックしきれないので、大部分のものは普段習慣的にし、あまり意識せず数点のポイントのみ決めて行うようにしています。
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3-10 チェックポイントその2

前に述べたようにチェックポイントがあまり多いとチェックポイントになりません。多くてせいぜい5ポイントくらいまででしょうか。
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小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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