home >  Archives: 2002/07

3-17 続・頭もちと開き戸

頭もち(物見)と開き戸が似ていると書きましたが、とかく例え話というのは飛躍がつきものですので、眉につばをつけて聞く必要があります。
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3-18 我が家の巻藁道場

今日巻き藁が届いて、我が家の巻藁道場が完成しました。
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5-11 自然な取り懸け

竹林では懸けのことも会と呼び、繋ぐ(つなぐ)、懸(かける)と言う字を用いて、かけと言い、八節の会と2つの意味を持たせています。結んだ懸けが必ず離れることから会者定離に喩えて云うのも同じです。
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5-12 懸けの手術(続・朝嵐の懸け)

朝嵐の懸け(弓懸け、弽、ユガケ)と称して、懸口の溝の位置が親指の付け根ではなく、10mm位指先のほうにつけた四つガケを購入しましたが、使いこなせなくて困っていることと、弓具店に溝の角度が斜めすぎるので、直したいと依頼したら「四つ懸けは大筋違いと云うて斜めになっているものですので、慣らしてください」と云われて、かわりに「朝嵐の教えを受けて 射るならば 昼おば過ぎて 夕嵐になるなり」と書いた手ぬぐいを頂いた話を以前に書きました。
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6-13  大三までのはなし

弓道の射法の流派はいろいろありますが、大きく見れば違いの殆どは大三までの話であり、大三以降は殆ど変わらないと思いませんか。
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6-14 手の内の整え方

取り懸けのあとは手の内をどう整えるかがポイントです。諺で「手の内を見せるな」、とは弓道用語か将棋の言葉かは判りませんが、押手が効くか、効かぬかは手の内の整え方に大きく影響します。
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9-11 力を抜く

安定していて、伸びがあり、軽い離れをだしたいと思うのは皆さん共通と思います。 そしてこれを求める時、力を抜きなさい。手先の力、手首の力、肘の力、肩の力、胸の力を抜いて、下腹に力を込めよと教えられていませんか。
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小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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