home >  Archives: 2002/08

11-6 萬法一に帰す

弓暦45年にもなって(途中20年のブランクがあります)、四方山話にいろいろ書いてきたのに、最近初めて弓道教本の第2、3巻を読んだのは、恥ずかしい限りです。
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11-7 観念的弓道にあらず、合理的弓道をめざす

弓道の理想は理念が大切であることから、観念的・精神的弓道論が主となり、さらには射即人生、とか一射絶命というように射に宗教的な意義を求める流れもあります。
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5-13 相応の懸け、懸けの五品

時の手の内(吾加の手の内)に対して、相応の懸けにて弦道を作るべしと有ります。
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小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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