home >  Archives: 2002/03

5-9 洗濯ハンガーによる懸口の練習

新しい懸けができましたが、手首に力が入ってなかなか慣れません。そこで、家でも夕食後などに、時々手にはめていじっていますので、グローブのように少しはなじんできました。しかし、的前ではまだ全然 です。
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7-10 丁度いい矢束

矢の引く長さを矢尺とか矢束といいます。正しくは矢の長さが矢尺で、引く長さが矢束です。
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7-11 五重十文字について

私はこれまで、五重十文字とは会における力の釣り合いについて、五行陰陽道から五にこだわったものと思っていました。体の縦横十文字と弓矢の十文字との二重十文字があれば、あとはその重複であると思っています。
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7-12 十文字の錯覚

縦筋と両肩の十文字が弓道の第一のポイントであることは論ずるまでも無いことですが、自分の十文字がどうであるかを見るとき、これにも錯覚があって意外に勘違いし易いと思います。四方山話にはいろいろ書いてきましたので、話が少々だぶるかも知れませんが、年寄りの繰言と思ってご容赦願います。
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7-13 詰め合いは縮めることではない

射法では、引き分けの後に詰め合い伸び合いが書かれていますが、詰め合いって何だろう、今一つ判らない気がします。
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7-14 伸び合いはえいやっと放すものではない

詰め合いの後、伸び合いによって離れに至るのですが、このときの伸び合いは、思い切り良くえいやっと放すものではありません。 大三はここ、引き分けはこう、会はここ、詰め合いはこことホールドして、ロボットのように、えいやと放すのでは、中るかも知れませんが、力の連続性がありません。
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7-15 押手の親指と勝手の親指の方向

この頃、口ばかりで、ますます中りが遠ざかっていますので、自分ながら四方山話を語るのが白々しく思いますが、頑張って年寄りの戯言を述べてみましょう。
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小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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