home >  弓道四方山話 > 巻の参 「修学の巻」

3-11 続 2足の足踏み

以前に武射系の足踏みについて書きましたが、通勤電車の中で考えていたら、礼射系と武射系の足踏みの動作の違いについてピンと来るものがありましたので、追加したいと思います。
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3-12 2本のレール

弓道の話の中にゴルフの話を持ち込むと不謹慎だ、2足のわらじで真剣味が無いと叱られそうです。ゴルフ雑誌に、カリーウエブがアマチュアの人は目標に真っ直ぐ構えたつもりでも、殆どが目標の右を向いていると書いていました。そしてこの時2本の平行なレールをイメージするとわかりやすいと教えていました。ゴルフの場合には球の目標ラインと自分のスタンスの目標ラインは約60cmくらい離れていますので、目で自分のスタンスを真っ直ぐ向けると三角形の関係となり、右を向いてしまう理屈です。
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3-13 上腕三頭筋のトレーニング

弓道の引き分けにおける最も主たる筋肉は上腕三頭筋といわれていますが、ちょっと判りにくいですね。これは両腕の裏側で下側に垂れ下がる筋肉であり、普段の生活ではあまり存在感のないものです。二の腕が脹れているというと女性にはあまり好まれない筋肉かも知れません。
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3-14 自分で理解すること

弓道の修行においては、自分で自分の射を理解してどの方向に進めるかを判断することが大切と思います。いつまでも先生に一から十まで教えてもらう態度では、結局自分の弓の考えが確立せず、自立できないのです。
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3-15 頭もちは開き戸に似ている

頭もち(物見)は最も単純なことであるのに、なかなかきちっとできないものです。
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3-16 素引き練習

家で素引き練習をする時、私は懸けをつけて的前と同様に弦枕に弦をかけて素引きをしています。懸けをつけないと指が痛くなって引けませんし、懸け口を同じようにしないと練習にはなりません。
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3-17 続・頭もちと開き戸

頭もち(物見)と開き戸が似ていると書きましたが、とかく例え話というのは飛躍がつきものですので、眉につばをつけて聞く必要があります。
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3-18 我が家の巻藁道場

今日巻き藁が届いて、我が家の巻藁道場が完成しました。
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3-19 スローモーション弓道のすすめ

離れ口をどうしようと考える時、実際の行射のなかでは、自分がこうしようと思っていてもなかなか思うようになりません。指パッチンで握りこむグーの離れ、勝手と瞬時に反応する鸚鵡の離れ、露がぽとりと落ちるような雨露利の離れなどです。
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3-20 修学ということ

竹林流では弓道の修行の段階に「受」、「智」、「修学」、「自師」、「賢覚」の5段階があることを以前に書きました。
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小笠原流 流鏑馬

小笠原流 流鏑馬 | 小笠原流が各地の神社で奉仕する流鏑馬を網羅した写真集。各地それぞれの行事の特徴や装束が美しい写真で解説される。観覧者が通常見ることのない稽古の様子や小笠原流の歴史についても書かれており読み物としても興味深い。数百年の時を経て継承されてきた古流の現在を記録し後世に残すという意味で資料としての価値は高い。

小笠原流弓と礼のこころ

小笠原流弓と礼のこころ | 小笠原流宗家(弓馬術礼法小笠原教場三十一世小笠原清忠)著。一子相伝800年の小笠原流の歴史や稽古法などについては40年程前に先代宗家の著した書があるが、本書では加えて武家社会終焉以来の「家業を生業とせず」という家訓を守ること、そしてこの平成の世で礼法のみならず弓馬術の流儀を守ることへの矜恃が綴られる。

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本

弓の道 正法流入門―武道としての弓道技術教本 | のうあん先生こと正法流吉田能安先生の教えを門人達が記録した書籍。のうあん先生は古流出身ではないが、古流を深く研究した上で現代正面射法を極めた人といえる。射法についての解説はもちろんのこと、伝説の兜射貫きや裏芸といわれる管矢についての記述も読み応えがある。

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