home >  弓道四方山話 > 巻の拾弐 「文の巻」

12-11 詳説「弓道」は凄い

先週、小笠原清信先生、沼津の白石暁先生の詳説「弓道」を八重洲ブックセンターで見つけました。
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12-12 射法図解にトランクスを

射法図解は本当によくできていて凄い絵だと昔から思っていましたが、電車の中で見るには一寸恥ずかしい。
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12-13 「竹林射法七道」について

先日、小林冶道著「竹林射法七道」という古い弓道書を借用し読ませてもらいました。
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12-14 弓を引くビーナス

弓を引くビーナス

ルーブル博物館で弓をひくビーナスをみつけました。題名は私の勝手です。
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12-15 竹林射法七道の序文

昭和6年頃の同志社大学弓道部師範の故小林冶道先生の「竹林射法七道」については以前に書きましたが、その序文がすばらしいので、現代風に訳してみたいと思います。
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12-16 竹林射法七道のあとがき

小林先生の「序文」は格調高いものでしたが、「あとがき」も素晴らしいので、現代風に解釈して紹介します。
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12-17 一遍の射、四巻の書、五巻の書、日置流弓術書

竹林流弓術書である「四巻の書」は、私も含め誰もが竹林坊如成の書物であると記述していますが、厳密には竹林坊が書いたのは「一遍の射」という書物です。
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12-18 アメリカ、欧州の竹林派弓道

私は12-13「竹林射法七道」についてで、「ニューヨークの巻藁道場が弓師の柴田勘十郎の親戚の方が竹林流を指導している」と書きましたが、先代の柴田勘十郎ご本人が指導されているものでした。
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12-19 日本弓道と宗教について

欧米の弓道家は、日本弓道を学ぶのに精神的、仏教的、とくに禅的なものを求める人が多いと、アメリカ人の友人に聞きました。合理的なスポーツを求めるならば、アーチェリーで足りるはずです。あえて日本弓道を選ぶのは、オイゲンヘリゲルの「弓と禅」の影響が強いのではないかと思います。
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12-20 手の内における指の呼び方

竹林流の「四巻の書」における馬手(懸け)の指の呼び方、「恵休善力」について、尾州竹林の星野勘左衛門系と紀州竹林の瓦林成直系(本多流の本書)の伝書に解釈に違いがあるので、少々マニアックな事柄ですが、少し我流の解説を行いたく思います。

弓手の手の内については父の巻に、馬手の手の内については母の巻に種々のことを書きましたので、具体的な事柄についてはそちらを参照ください。
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