home >  弓道四方山話 > 巻の拾弐 「文の巻」

12-12 射法図解にトランクスを

射法図解は本当によくできていて凄い絵だと昔から思っていましたが、電車の中で見るには一寸恥ずかしい。

特に私のように中学生の頃から弓を始めたものは特にまぶしい気持ちがありました。あの人は男性なのにないのです。中世の美人画のようにつるっとしていて困るのです。

丹田からの力の釣り合いを描くためならば、裸でなくてもふんどしでもいいはず。年をとったいまでも思春期のころを思い出して恥ずかしいのは、私の意識過剰でしょうか。

先日骨格、筋肉、体の本を八重洲ブックセンターで見ましたが、裸の男性がトランクスをはいてモデルになっていました。体の筋肉が生き生きと写っていて、恥ずかしくなくどうどうと見ることができます。オールヌードだと一寸そうはいきません。

射法の解説ならば、男女もないわけだからなにも裸に意味があるわけではないので、トランクスをはかしてみればと言うのが私の意見です.ビキニでは一寸艶めかしくて代わり映えしない。

いっそのこと、思い切って、あの狐目の男性よりは、可愛いい女の子のほうが素敵ですね、しかし、その場合には袴姿となりますかね。

今日は、酔っ払いのおじさんのばかばかしいお話でした。

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