4 手に余る強弓
▲手に余る強弓
稽古後は竹林院の長老である院主に寺の由来(下記竹林院群芳園縁起抄参照)を伺いました。長老のご厚意で、院に所蔵されている古い弓書や弓なども手にとって拝見することができました。特に弓は分(厚み)が1寸を軽く超え、手幅もやはり1寸以上ある強弓で、実に圧巻でした。
名産の吉野葛を使った夕食も素晴らしく、その後も深夜まで酒を酌み交わし弓談義に花を咲かせ、清潔な床で気持ちよく休むことができました。翌日も午前中一杯弓の稽古をして、親切な宿の方達に見送られて山を降りました。
今回の訪問では、竹林流のルーツに関する史実を明らかにすることはできませんでしたが、再び弓を携えて訪れたくなる名園の宿でした。竹林院の皆さん大変お世話になりました。有り難うございました。
峯 茂康 | 2004/03/23 火 00:00 | comments (0)
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