4-7 紅葉重ねについて
押手の手の内として、小指と中指を抑え小さくして薬指をその上に重ねるのを紅葉重ねと教わり、長い間そのように思っていました。でもこの形は押手が小さくなりますが、押さえが利かず自分には好ましくないものでした。
浦上先生の「型の完成に向かって」の中で、単に薬指を重ねるのを紅葉重ねと云うのは誤解であり、美しい手の内のことを紅葉重ねというようなことが書かれていました。
弓構えで押手を整える時には、親指、つぎに小指を近づけ、薬指を揃えると、中指の入る場所がなく薬指の下に潜り込み重なります。しかし、親指をねじ込んでゆくと隙間の無い爪揃いとなり、これが紅葉重ねであるようです。これは良く効く押手であり良く理解できます。
弓構えで押手を整える時には、親指、つぎに小指を近づけ、薬指を揃えると、中指の入る場所がなく薬指の下に潜り込み重なります。しかし、親指をねじ込んでゆくと隙間の無い爪揃いとなり、これが紅葉重ねであるようです。これは良く効く押手であり良く理解できます。
櫻井 孝 | 2003/02/04 火 00:00 | comments (0)
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