5-3 懸口の深い浅い
2001/09/03 月 00:00
櫻井 孝
古書によれば、これは好みによっていずれでもかまいませんが、深懸けは堂射のように強い弓で矢数をかけるときに有利ですが、浅懸けは鋭く軽い離れが出やすい長所があると云われています。これは梃子の作用を考えると判り易く、浅懸けでは親指の先の方に弦が懸かっているため親指は弦に引かれて伸びおこされるので、弦の分離が鋭く離れの味が良くなるといわれています。
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