[2] 手袋考4

Comments


峯 茂康
2014/01/11 15:33
引目籐について分かる限りのことを記事にまとめました。御覧下さい。

http://www.syaho.com/sb.cgi?eid=325
佐野
2014/01/07 22:13
 峯茂康様
 お返事ありがとうございました。櫻井様には、尾州竹林流の事をいろいろと教えていただいております。高知には、年1回、宇佐美義光範士が教えに来てくださっています。高知という辺境には、ありがたい話です。
 ここ最近、書籍をいろいろと読んでいる中で、一つ見つけた疑問、ご存知でしたらご教示ください。現在の一般に市販される竹弓には、5か所の籐を巻いていますが、握りの下のものを『蟇目叩籐』で、矢摺籐の上は『匂籐』と理解しています。この『蟇目叩籐』は、この部分で、蟇目のそくりの中に入った砂をコンコンと叩いて落とす、そのあたりの籐であるためにこの名称がついた、と読んだことがあります。
 しかし、本多利實翁の口述の記録の中に、「矢摺籐の上に巻くものを蟇目叩籐という。これは、馬上で矢を手挟んだ時に、ちょうど蟇目鏑矢がこのあたりとぶつかって、カタカタと音が鳴って弓を叩くので、蟇目叩籐という。」という記載を見つけました。
 流鏑馬のたしなみも、馬に乗って弓を引くなんていうことは僕には夢のまた夢、蟇目鏑を引くのもまた、夢のまた夢。どちらが本当なのか、僕にはさっぱりわかりません。峯様がそのあたりの事をご存知でしたらご教示願えますでしょうか。面倒なことを質問してすみません。
峯 茂康
2014/01/07 20:00
佐野様

コメント有り難うございます。大変励みになります。佐野様のことは櫻井先輩が「高知に非常に熱心な弓人がいる」と話してみえました。当Webサイトが佐野様の古流研究の一助となれば幸いです。

ちなみに私も大学時代は武射系正面打起し(弓道教本的表現ですね)でした。
佐野
2014/01/04 13:48
 初めて書き込ませていただきます。高知県で弓道をしている、佐野良仁と申します。櫻井孝様とは折々やりとりをさせていただいております。私の流派は、いわゆる弓道教本の正面打ち起しの武射系統で、本多流に近いものです。(正統な本多流ではありません。)が、もとをただせば、尾州竹林流が私の引き方の根本であることを知って、櫻井様にはいろいろとご教示いただいた次第でした。
 昨年からこのサイトを拝見して、諸弽の自作、手へのなじみ、素晴らしい出来具合で感嘆しておりました。
 年末に、ここで紹介されている『弓と礼のこころ』を入手して、一気に読ませていただきました。弓を引く心構え、それがあっての弓道で、型と形は違うもの、ということが非常に印象的でした。また、今年の1月2日、BSジャパンでしたか、第31世宗家・小笠原清忠先生、ご嫡男の小笠原清基さんの騎射の特集があり、興味深く拝見しました。
 小笠原流弓馬術礼法は全く知らない世界でしたので、とても興味深く読ませていただき、今後も楽しみにしております。いろいろとご教示願えましたら幸いに存じます。

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