[2] 7-22 肩の出入りの過不足

Comments


佐野
2013/05/06 22:14
櫻井様
 なるほど、僕の見たのは、確かに、生弓会のHPと、本多利實翁の口述の解説であり、その中に「地紙」で出ておりました、中學集も、そちらからです。この中學集自体が、本多流の元となる、尾州竹林流のものからか、と思っていました。
 ありがとうございます。また確認してみます。
櫻井孝
2013/05/06 22:07
佐野様
コメントを有難うございます。
「妻肩と上肩を地縄に重ねよ」という文章は竹林坊如成が隠居して立ち去ったとき、2代目の竹林貞次に託した秘伝書「中学集」の第一「七道之曲尺之事」の「胴造り」の続きに出てきます。
「地縄」と云うのがオリジナルであり、家を建てるとき地面に墨縄を張って位置を正確に定めるように、胴造りは墨縄に左右の足踏みを重ね、さらに腰骨、両肩の三本の線を重ねよと云うことである。
 胴の骨から下げ振りを垂らした時、三本の十文字が重なるようにと云うことから、三重十文字ともいう。
「地紙」というのは本多流生弓会のHPにおいて、本多利実先生の解説があります。開いた扇の紙の部分(地紙)の両端に左右の足を踏み重ねよと云っています。
このように伝書の言葉は、後世の名人達が表現を変えて解説してきたので、少しづつ異なってしまったものと思われます。
佐野
2013/05/02 08:42
 sakurai様、いつも弓道のことで知りたいことがあると、キーワードを打ち込んだら必ずこのサイトにつながるようで、拝見させていただいております。
 僕も、妻肩・上肩・・・のことが気にかかって、いろいろと書物をひっくり返しているのですが、尾州竹林流の四巻の書の中では、行き当たりません。中學集というのに載っているのですか?これも、地紙と出てくるものと、地繩と出てくるものがあり、さて、尾州竹林流ではどっちなのだろう、と疑問に思っています。
 ご存知でしたらご教示いただけましたらありがたく存じます。

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