1-29 射法訓全文の解説
2019/01/23 水 18:00
櫻井 孝
・「土体黄色中四角」は目当て(足踏み・胴造り・弓構え)であり、大地に根を張り、重心を中央に置き、胴造りは四角く歪みがないように基礎を造る。
・「水体黒色北円形」は引取りを意味する。水は方円の器(四角も丸形も)でも隅々まで行き渡るように、全身の力を均等にして弓の中に円やかに納めること。
・「木体青色東団形」は会を意味する。木々が青々と茂って勢い盛んになり、一杯に膨らんだ様子を言う。弓は満月(団形)になり左右に伸び合った形である。
・「火体赤色南三角」は離れを意味する。鉄石相克して火出ること急なりの離れであり、石火の離れとも云う。
・「金体白色西半月」は残身(見込み)を意味する。離れた瞬間に弓は半月となり、凛として微動だにしない姿は紅葉重ねて至る達人の域であり、至極の品格とも云える。これは仏教の輪廻転生では未来身であるので、己を省みて再び生まれ変わる。
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