骨折後2ヶ月〜3ヶ月
2006/12/31 日 11:20
峯 茂康
昔から弓引きの人々が悩む肩痛は、多くの場合このインピンジメント症候群のようです。
このインピジメント症候群を予防するためには、アウターマッスルだけを鍛えるのではなくて、インナーマッスルもバランス良くトレーニングすることが必要です。インピンジメント症候群になってしまった場合も、インナーマッスルを鍛えることで回復が早まるそうです。故障したプロ野球の投手がリハビリでゴムチューブを引っ張っていたりしますが、あれはインナーマッスルを鍛えているのです。
アウターマッスルを鍛えるトレーニングは高負荷低回数、インナーマッスルを鍛えるには低負荷高回数がセオリーです。例えばウエイトトレーニングであれば軽いウェイトのダンベル等をゆっくり何度も持ち上げるとインナーマッスルを鍛えることができます。ゆっくり動かすところがポイントです。速く動かすとアウターマッスルが働いてしまうからです。
速筋であるアウターマッスルは大きな力や瞬発力を発揮します。つまり力を入れようと意識したときにアウターマッスルは働きますが、それに対してインナーマッスルは力を抜いて動作するときに働きます。
しかし、スポーツトレーナーの世界でもインナーマッスルの重要性に注目し始めたのは最近らしく、まだインナーマッスルを確実に鍛える方法は確立されていないようです。
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