骨折後2週間〜1ヶ月
2006/12/31 日 11:18
峯 茂康
さて、骨折と言われただけで重傷のような気がしてくるから不思議です。ただ、この時点では骨折部分のズレ(転位)はおきておらず、3週間後からリハビリを開始するようにとのことでした。
しかし、それまで腕を固定しておきなさいとか、骨折部がズレるとどういう障害が残るのかとか、どいういう動きは避けなさいとか注意してくれても良さそうなもんですが、安静にしておきなさいの一言で診察終了。しかも、国立名古屋病院では外来のリハビリはできないからよそでやって貰ってくれとのこと。うむー。
釈然としないまま2週間経って、約束通りホームドクターで受傷1ヶ月後のレントゲンを撮りました。そうしたら、なんと悪化しているとのこと。えーっ。
ただ、説明を聞いてもどのように悪化したのか要領を得ないし、また安静にして来月レントゲンを撮りに来なさいと言うだけで「このままで大丈夫か」と不安になりました。どのみち安静にするしかないとしても、専門家としての見通しというか安心する説明が欲しいワケです。
そこで、スポーツ整形外科のある病院で膝や肩の治療が得意なところを探すことにしました。名古屋には昔から有名なスポーツ整形外科があるのですが、器械体操の選手だった実弟によれば、最近そこはあまり良い評判は聞かないとのことだったのでパスして、三菱名古屋病院を受診することにしました。
三菱名古屋病院では紹介無しの初診で飛び込んだにもかかわらず、すぐにレントゲンを撮って診察して貰え、なんと午前中のうちにMRI診断まで済みました。レントゲンと3分間ほどの診察を受けるだけで4時間も待合室の椅子に座らされた国立病院とは雲泥の差です。
三菱名古屋病院では骨折部が上にズレている(転位している)と診断されました。もし私がプロ野球の投手なら、骨折する前と同じスピードの速球を投げることはできなくなるだろうと医師に言われました。腱(筋肉と骨の接合部)が筋肉の縮む方向へズレたということは、今までより余分に頑張って筋肉を縮めないと腕が上がらないのだそうです。
こういう丁寧で具体的な説明を専門医に期待していたので嬉しい限りですが、よく考えたら喜んでいる場合ではありません。「受傷直後にこれだけズレてたら、すぐに手術だよ」とも言われて青くなりました。腱が周辺の骨とともに完全に剥がれてしまったら、肩を切開して骨をボルトで固定する手術が必要なんだそうです。
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