11-4 三十三間堂の通し矢

2001/09/03 月 00:00
櫻井 孝


三十三間堂の通し矢は、鉄砲の出現で武器として意味を失った弓道が、武士道の名誉を賭けて魂と肉体の限界を競うことで、弓道史の中で燦然と光り輝くイベントでした。三十三間堂は京都の国宝のお堂で、正面には階段などがあり入り組んでいますが、お堂の裏側は縁側が回廊となっており、障害物なく長さ66間の一直線になっています。

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