正射正中を目指して

2003/10/01 水 00:00
峯 茂康



様々な大会で東海の選手が技能賞を獲得することが多々あるが、これは的中のみの射に逸る他校と比べ、弓道本来の目的を求める東海の伝統ある練習の特色があらわれたものであろう。

毎年正月4日に東海弓道倶楽部と合同で開催される新年射会は常に新たな抱負と活気に満ち、春合宿では厳しい練習や創作演劇大会でチームワークを養い、7月に行われる引退式で高校3年生の部員がそれぞれの想いを語り後輩に託す。こうして伝統は次代に受け継がれていく。

将来さらに大きく飛躍せんものと部員一同正射正中を目指し、基本を重んじる練習を重ねて日々精進努力を続けている。

OB団体である東海弓道倶楽部は会員数約350名(平成15年現在約490名)。母校弓道部の後援と会員の親睦のための活動を行っており、また毎月第1日曜には母校弓道場で弓道の練習会を行い、市氏スポーツ祭など弓道大会に出場し活躍している。

顧問 大野寛順、稲田智孝(故人)、堀場源造、稲葉悠之助、佐藤泰年、亀井章広各先生

注:本文は東海学園弓道部戦後復活50年記念祝典において配布された資料(東海学園百周年記念誌に掲載された山田弾六氏・大野寛順氏の著述の複写と思われる)を、峯茂康(高35回卒)が抜粋引用加筆したものである。文責は峯茂康にある。

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