8-5 割れる離れと開く離れ
2001/09/03 月 00:00
櫻井 孝
開く離れは、大きく胸を開き両肱、両腕を開く大離れですが、ともすると会の力が止まってしまい、肱を止めて開く十字架離れとなりやすいです。
割る離れは胸を開くことであり、開く離れは肱を開くことであり、これらは片方のみでは不十分であり、両方を同時に行うのが良いと思います。
すなわち、割れて開く離れが両肘両肩が同時に離れる理想の離れ、四部の離れであります。このときの残身の肱は一直線ではなくややくの字の形になっているはずです。腕の開きは120度から160度まで開くのが現代弓道の理想でしょう。180度まで開ききるのではなく、少し残すのが味であると思います。
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