Comments
- 櫻井 孝
- 2010/08/26 19:46
- 以前に「全虎弓道会」のHPを見た方が、「彼らの射法は打ち起しから大三が非常に特徴的で現代の竹林派の射法と異なっているのはどうかという意見がありました。
またKotyufanさんから、柴田家(体勇社)の弓は堂射の伝統を守っており、アメリカの竹林派(全虎弓道会)この伝統を継承しているのではないかという意見を頂きました。
柴田勘十郎は代々高名な弓師であり、相当な弓道家であったので、批判するのはあまりにも僭越すぎますが、日本弓道連盟との交流がなく、18代、19代、20代と私的に継承された結果、独特な射法に変化してしまった部分と現代では行われなくなった(統一された)ものが継承されている部分も存在していると思われます。
彼らの打ち起し、大三は弓手の肘が直角に曲がっていることが特徴的です。
竹林流の打ち起し、大三には「猿臂の射」と呼ばれる肘使いが掟ですが、これは弓手をつっかい棒のように伸ばして、馬手で引くのを嫌って、弓手の肘に円相の働きを残し、肘に豆粒ほどの弾力を持たせて、左右を均等に引き分ける働きを実感するために行うものです。
弓手の肘を直角に折り曲げたのでは引き分けることはできません。
竹林流の伝統は「徳風会(魚住一郎会長)」が行っていますので、HPをご参照ください。
- koryufan
- 2010/08/11 11:40
- 近的の練習は流派によっては、合戦戦を前提とした稽古、流鏑馬の為、晴の場の稽古と目的が異なります。
柴田家の道場では月に1回は千射会を開かれていたそうでして、通し矢に関しては18代、19代、20代、当代それぞれが、三十三間堂で通し矢に挑戦されています。19代以降は映像でも見ることができます。
したがって、京都体勇社弓道場の弓は通し矢のためであり、アメリカの竹林派がそれを継承しているといえるでしょう。
伝統弓術が外国でしか生き残れないのは残念ですね。
- さじかけ
- 2007/01/23 10:22
- 初めまして。尾張某所で弓を引く者です。
私自身は日弓連の射法しか知りませんが、地元尾州竹林の射派にも折々興味を抱いて見ております。
ところで、件の20代柴田勘十郎先生の教える道場でのHPを見つけました所、
http://members.chello.at/herbert.rauchfuss/Bilder%2018.htm
日本の道場で見かける斜面・竹林流とは少々射法が違うようです。
主に取り掛けから打ち起こしが特徴的でありますが、
これはどういったものなのでしょうか?
日本で見る竹林流は現代射法に変わった・変えた?とも想像しましたが、
そもそも伝統的な流派弓道がそのような事は無いかな、と考えを巡らすばかり。
この射法、御存知でしょうか?
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