Comments
- 櫻井孝
- 2017/11/01 21:24
- 欧米の尾州竹林派について
加藤さま、投稿を戴きまして有難うございます。
私はご隠居の身ですので、残念ながらそちらに出向いて、交流することはできません。
私は全虎弓道会を邪道であるとは書いていません。むしろ欧米に日本弓道、それも尾州竹林流を広め、大きな組織に育成した功績は熟知し尊敬しています。
日本弓道には多数の流派があり、その優位性を互いに主張していたが、日本弓道連盟という組織に集まって協調しあって共に発展してきました。
海外における日本弓道も国際弓道連盟という組織によって、統一した理念、射法、教本、指導教育を行って、日本弓道の伝統を守り伝えながら発展しています。この点から、海外の組織も日本弓道を正しく学ぶためには、国際弓道連盟に加入すべきであるが、全虎弓道会は加盟していません。
どんなに立派な指導者がいても、個人的組織による団体が大きくなれば、いつの間にか変質して異なったものとなる恐れがあります。
第18代柴田勘十郎は小林治道と共に「体勇社」を立ち上げた高名な弓道家であり、その伝統を受け継いだ20代21代も日本弓道、尾州竹林派の規範を正しく教えていると思いますが、個人的な指導には組織が大きすぎて、また忙しすぎて、無理であると思います。
弓道というものはなかなか難しいので、絶えず正しい指導を受けながら練習しないと、自己満足の癖弓に落ち入りやすいので、注意が必要です。
私にはノースカロライナのタイガー弓道会で弓道を習ったアメリカ人の友人がいます。彼は本場の尾州竹林流の指導を受けたくて、このサイトに連絡し来日して来ました。それで、米国弓道連盟に所属することを条件に、尾州竹林流星野派師範の故魚住一郎範士のもとで一緒に指導を受けることができました。
- 加藤大典
- 2017/10/20 02:23
- はじめまして、名古屋の那古野1丁目生まれ、現在は渡米15年以上になりますが、米国で先代の20代柴田勘十郎先生、現21代柴田勘十郎先生に弓、ならびに人間性の成長を教えていただいております。幼少より柔道を志しており、弓は30歳をすぎて、柴田先生にご縁をいただきました。先代は米国の地でゼロから弓道の指導を始められ、現在は全世界に日置流尾州竹林派を学ぶ弓道の生徒たちがおりますが、日本語を話すのは極小数です。弓道の先達の方々から、我々の尾州竹林派についてご意見をされるのはありがたいのですが、ご縁があれば是非とも、米国、カナダ、ヨーロッパにある我々の弓道場に一度、足を運んでいただき、我々と一緒に一度、弓を引いていただき、その後にご意見をいただけたらありがたいです。どこが正統で、どこが邪道というような、様々な憶測や、私も知らない多くの逸話がありますが、海外での指導、普及にそのような構図を持ち込んでも、海外の人々の関心はそこにあまりないのです。私は、先代の柴田先生が、凄まじい覚悟と努力で、世界中に残してくださった足跡を、ただ継承するのみです。将来の交流、相互繁栄を切に願い、稚拙な投稿とさせていただきます。拝
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