[2] 12-6 四巻の書・本書

Comments


櫻井孝
2018/12/15 19:44
 山本泰雄さま、昨日徳川美術館・蓬左文庫をお尋ねしたのは私です。私の突然のリクエストに戸惑われたのは当然のことと思います。一言二言の会話で帰ってしまいましたが、それに対して、このようなマニアックなサイトを見つけて頂き、そこにご返事頂いたのには吃驚です。有難うございます。昨日はたまたま、名古屋に用事ついでに出かけましたが、また今度行くときには、改めてお願いしたく思います。
山本泰雄
2018/12/14 15:26
櫻井孝 様

 本日(2018.12.14)蓬󠄀左文庫に来館されました櫻井様でしょうか。
もし間違いでしたら申し訳ございません。ご放念ください。
 
 当文庫所蔵史料に『日置流四巻』(請求記号73-18)がありますことをお知らせすべくご連絡させていただきました。

 他にも弓術関連書が少しばかりございます。ご都合にあわせてのお尋ねやお立ち寄りいただければと存じます。即応できず申し訳ありませんでした。
 以上、よろしくお願い申し上げます。
                  名古屋市蓬左文庫 山本
 
櫻井孝
2018/08/27 19:59
国立国会図書館サーチを利用すれば、希少な書籍も無料でソフトをダウンロードできます。上記「尾州竹林派弓術書」もあります。
櫻井孝
2018/08/27 19:43
 「本書」は手元にあり、コピーもありますので、お会いしたときにでもお貸しできます。
また、インターネットは非常に希少な文献でも見られます。
古流武術書「紀州竹林流五巻の書」は吉見順正が弟子に与えた五巻の書(巻物)を写真に写したものと、現代活字に翻訳したものが対比できます。
櫻井孝
2018/08/27 18:29
藤野さん、コメントを有難うございます。
 竹林流の流祖竹林坊如成は「日置一篇の射」という弓道書を著し、竹林流を名乗りました。それは非常に簡潔に書かれているので理解が難しいことから、二代目の石堂竹林貞次が五巻編成に改訂し、註釈を加え、このうちの第一巻から第四巻までを内伝として、修行の段階に応じて与え「四巻の書」と呼ばれました。さらに第五巻は外伝として、流派の印可者(免許皆伝)のみに与えられ、これを合わせて、「五巻の書」、あるいは「本書」と呼ばれました。

 「四巻の書講義」とは私の師匠である故魚住文衛範士十段が「弓道誌」に連載で解説した文章をコピーしたものです。
 「本書」は本多流の生弓会がこの五巻の書を出版(非売品)したものです。これらは本来なら同じものですが、尾州系、紀州系、本多流系によって、内容が若干異なります。

[5] comment form
[9] >>


[Serene Bach 2.24R]