[2] 5-21 私の竹林懸け

Comments


櫻井 孝
2010/08/26 19:49
コメントを有難うございます。
現代の弓道も竹林流の伝書に定められた「五重十文字」を射技の基本に位置付けており、この2番目(教本では3番目)が「馬手の親指と弦の直角」ですが、ゆがけの製作は懸け師に委ねられているので、これを行うのが難しい場合があります。
特に、四つ懸けなどのように弦枕が斜めとなる「大筋違い」の場合には、親指は弦に直角ではなく、斜めになり五重十文字が狂いやすいので要注意です。
竹林懸けは三つ懸けで、弦枕は直角であり、付け根から10mm程度離れたものは「朝嵐」と呼ばれ、自然な離れが出やすいと思います。
koryufan
2010/08/11 12:32
私も今月から松並弓具店製の竹林ガケを使い始めました。これまで尾州藩弓術教典を参考に、市販のユガケに竹林の特徴を取り入れようと努力したのですが、本物はイメージを遙かに超えていました。
引き込みの途中はしっかり弦を保持しており、離れでは銃の引き金を引いたように何の抵抗もなく、矢は放れていきます。尾州の知恵が凝縮されていますね。

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